2024.09.27
[イベントレポート]CS夏合宿2024「CS寺子屋 @OKUTAMA+」
2024年8月31日(土)・9月1日(日)の1泊2日で、CS同士のつながりと学びを深める、40名規模のCS夏合宿を奥多摩にある泊まれる学校「OKUTAMA+」にて開催しました。
今回のイベントレポートでは、CS夏合宿2024「CS寺子屋 @OKUTAMA+」がどんなイベントだったのかをイベントの様子がわかる写真と共にお伝えします。
※各授業の内容については、授業内容編のイベントレポートを後日公開する予定です。
イベントテーマとスケジュール
今回のCS夏合宿では、CS担当者のスキル向上と参加者同士の関係性構築を重視し、イベントテーマを「つながり ×学び合い」と設定しました。
切磋琢磨できる人たちとの出会いと、それぞれが抱える課題の解決、その先の成長につながるヒントになる思考プロセスやフレームワークを提供することを本合宿の目的としました。
2日間を通して、CSにとって必要な思考プロセスが学べるよう、KPP(KOMMONS Premium Partners)に授業を企画してもらったり、運営メンバーに参加者同士で交流ができるようなレクリエーションを用意してもらいました。
朝の会
朝の会では、まず、今回のイベント企画の発起人でもある弁護士ドットコムの中嶋さんの司会のもと、株式会社KOMMONSの白塚から、イベント開催趣旨や2日間の流れ、イベントの楽しみ方を案内しました。
夏の学校といえば、ラジオ体操!ということで、元ダンサーの株式会社UPDATA 関戸さんにお手本になってもらい、参加者全員でラジオ体操を行いました。
朝からラジオ体操をやったことで、参加者の体と緊張がほぐれたのではないでしょうか。
ラジオ体操後は、KOMMONSのイベントレク担当でお馴染みのオシロ株式会社 ジャンヌ浜田さんよりXのハッシュタグに関する案内をしてもらいました。
ジャンヌさんの盛り上げもあり、今回のCS夏合宿のためにXのアカウントを作ってくれた参加者がいたほど。当日の様子はXでハッシュタグ「#CS夏合宿2024」でも追えるので、よかったらご覧ください!
今回のCS夏合宿で、グッズに”想い”を乗せ、体験として届けることに強みを持つ株式会社グッドカルチャーズにノベルティを協賛してもらい、運営メンバーのShellyさんがデザインを考えてくれました。
社内メンバーだけではなく、まったく別の会社の人たちが集まるようなコミュニティイベントでも思い出づくりや共通体験が作りたいと思い、ノベルティに力を入れました。
サコッシュには、初対面同士でも会話が弾むような5種類のトークテーマが書かれたレターを同封しました。
「どんなこと書いてあった?」と隣の人と見比べたり、トークテーマの内容もあえて仕事と全く関係ないテーマにすることで、参加者同士の人となりがわかるよう工夫をしています。
KPPによる授業
KPPに講師として企画してもらったカリキュラムは、学校の授業に見立てて3限分用意し、以下のような内容で実施しました。
- 自社にとっての”理想のCS”を言語化しよう
- 講師:株式会社スカイディスク 内野 寛太さん、株式会社マネーフォワード 今井 裕美さん、株式会社ラクス 小岡 崇さん、株式会社KOMMONS 大竹 健斗さん
- 自社と顧客がどういう状態になっていたら成功といえるかを言語化・可視化
- CSの提供価値と顧客との関係性を独自性があるキーワードで言語化・可視化
- CSのミッションを整理し、それについて参加者同士でディスカッションを実施
- 理想のCSを実現するために、実施すべきことの優先順位を立てよう
- 講師:弁護士ドットコム株式会社 中嶋 太志さん、株式会社Leaner Technologies 織茂 尚之さん、コミューン株式会社(SucceessHub) 城田 貢己さん
- 1限目で考えた理想の状態をもとに、CSが実施すべき打ち手を考える
- 3ヶ月・1年・3年単位で、実施すべき打ち手の優先順の明確化
- 優先度が高い打ち手を実施する際の相談相手を参加者から探す
- よくあるケーススタディで、CSチームのマネジメントを体験する
- 講師:Syinc株式会社 内川 智子さん、サイボウズ株式会社 大脇 一起さん、株式会社CAMPFIRE 大河内 唱平さん
- どんな組織でも起きうる課題のケーススタディに向き合い、マネジメントで何をすべきかを学ぶ
- 問いに向き合うことで、思考力を養う
- チームでアウトプットし合うことで、多様な考え方、視点を吸収する
授業については、別途授業内容だけをまとめたイベントレポートを公開予定です。
盛りだくさんな内容になっているので、そちらの公開も楽しみにしていてください!
レクリエーション
参加者同士の繋がりを作る目的で、運営メンバーの株式会社CareMaker 尾田さんとオシロ株式会社 ジャンヌさんにレクリエーションを企画してもらいました。
受付で撮影したチェキとノベルティの帽子を使って行うレクリエーションで、簡単にいうと”あっち向いてホイ”です。
あっち向いてホイで負けたら脱帽して、帽子を被り続けられている人同士であっち向いてホイを続け、優勝者を決めていきます。
大人になってから本気になってあっち向いてホイをして、予想以上に盛り上がりました。
学んだことのシェア
運営メンバーの中村のんさん企画のもと、1日目の最後の時間と2日目の朝に疑問点を解消したり学んだことをシェアし合う時間を設けました。
参加者にCS夏合宿参加後に回答いただいたアンケートでは、以下のようなコメントをいただきました。
- 「他社でやってることを知れたのはもちろん良かったですが、逆に自社でやっている事が他社でもやっていると知れて、間違ってなかったかもと思えて少し自信になりました!」
- 「学びあり出会いあり、盛りだくさんで楽しかったです!!」
- 「非常に学びになりました。別会社に入った際にも改めてワークショップの内容を考えて復習したいとおもいました。ありがとうございました!」
KPP講師による授業、運営メンバーによる企画によって、1泊2日でイベントのテーマでもある「つながり × 学び合い」を体感いただけたのではないかと思います。
夕食(BBQ)・花火・焚き火・卓球など
夕食は、BBQを食べながら参加者同士で交流しました。
夕食以降の時間はフリータイムだったので、そのまま夕食を食べ続けるもよし、卓球で汗を流すもよし。屋上にあるサウナに入ったり、焚き火や花火で夏を感じるもよし!といった自由に選択できる形式で時間を過ごしました。
台風の直撃も危ぶまれましたが、幸いCS夏合宿当日は雨で何か企画していたことが実施できないということはなく、全工程を実施できました。
なお、卓球に関しては非常に盛り上がり、4時間以上に渡って卓球をやり続けた参加者が出るほどでした。
終わりの会
2日目の終わりの会は、株式会社TAIAN 高橋さんの進行のもと、弁護士ドットコムの中嶋さんに挨拶をいただいた後、ラップアップイベントの紹介、2日間のムービーを流してエンディングとなりました。
2日間の取り組みをまとめたムービーは、KOMMONS 白塚がXに投稿しているので、興味がある方はご覧ください。
CS夏合宿をやって終わりではなく、社内に知見として持ち帰れたか、その際にでた新たな課題や壁は何か、と言ったことを参加者同士でシェアするために運営メンバーの中村のんさんがラップアップイベントを企画してくれました。
CS夏合宿に参加いただいた方は、ぜひラップアップイベントにもご参加ください!
※ちなみに、本イベントではカメラ担当としてSATORI 川西さんにご協力をいただきました。プロのようなお写真は川西さんが撮影されたものです。
イベントに関するアンケート結果
参加者を対象としたイベント後のアンケートでは、91.7%の方が「非常に満足した」、8.3%の方が「満足した」と回答くださり、参加者全員からポジティブな回答をいただける結果となりました。
【アンケート回答(抜粋)】
- 「初めての合宿参加でしたが、ほとんど全員と会話することができ、とても充実した2日間でした!会社を超えてCSについて話をすることができて明日からのアクションプランも作ることができました!」
- 「KPP含めた方との会話によって、悩んでいたり確かめたかったことを改めて確認することができた。自分以外のCSの取り組みやビジョンを聞けてさらに視野が広がった」
- 「目の前の課題がたくさんあり、どこから手をつけるべきなのか優先度がぼんやりしていたが、今回皆様と会話することでゴールが明確になったので、その他の細かい課題についても優先度がつけられるようになりました。」
さいごに
今年1月に実施した「SUCCESS CAMP 2024 -灯そう。-」に続き、CS夏合宿2024「CS寺子屋 @OKUTAMA+」においても、KPPとコミュニティ内の有志が集まった運営チームとで準備をしてきました。
数ヶ月に渡り、何度もミーティングをして、話し合って、議論をして、こういったイベントができたことを、とても誇りに思います。
KPP・運営チームのみなさま、改めて一緒に走り切ってくださり、ありがとうございました!!
来年1月にもSUCCESS CAMP 2025を開催予定なので、引き続き一緒にコミュニティを盛り上げていける方は、どうぞよろしくお願いします!!